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新種?のナマコやウニを次々と発見、海底を網付き箱でさらう「ドレッジ調査」の特別展 京大白浜水族館

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新種?のナマコやウニを次々と発見、海底を網付き箱でさらう「ドレッジ調査」の特別展 京大白浜水族館

ドレッジ調査で採集された底生生物を紹介する京大白浜水族館の特別展 ドレッジ調査で採集された底生生物を紹介する京大白浜水族館の特別展

 和歌山県白浜町の京都大学白浜水族館は、白浜沖などで「ドレッジ」と呼ばれる器具を使って採集した底生生物を展示する特別展「ドレッジ調査-白浜沖海底の生物相を探る」を28日から開催する。採集された魚類やカニ類など約40点を展示するほか、調査の様子を映像で紹介する。11月6日まで。

 ドレッジ調査とは、細かい網を付けた金属製の箱型器具を船から海底に沈めて引っ張り、海底の砂地や泥場に生息する底生生物を採集する方法。同水族館を運営する京大瀬戸臨海実験所は平成24年11月から今年6月まで、白浜沖と田辺湾の計50カ所(水深3・7~295メートル)で調査を実施した。

 採集された132種(長さ約0・05ミリ~10センチ)の生物を同実験所や全国の研究者らが共同で調査したところ、ウニ類、ウミウシ類、クモヒトデ類、ナマコ類などの9種は新種の可能性が高いことが分かった。他に国内では初めて見つかった生物も2種あった。

 特別展では、底生生物を水槽や標本で展示するほか、調査の様子を詳しく映した動画を上映。また、調査の概要や成果などを説明したパネル7枚を展示する。

 開館は午前9時から午後5時までで、入館料は高校生以上600円、小中学生200円。年中無休。問い合わせは同館((電)0739・42・3515)。

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