産経WEST

フグ肝危険「肝に銘じる」とフグ料理の被告人、大阪地裁で1年6月と罰金求刑

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


フグ肝危険「肝に銘じる」とフグ料理の被告人、大阪地裁で1年6月と罰金求刑

 有毒とされるフグの肝を客に提供したとして、食品衛生法違反の罪に問われた会員制フグ料理店「大阪とらふぐの会」の経営者沢原将人被告(42)=大阪市天王寺区=は25日、大阪地裁(矢野直邦裁判官)の初公判で起訴内容を認め、「肝の危険性はよく分かった。今後は提供しないと肝に銘じる」と述べた。

 即日結審し、検察側は懲役1年6月と罰金400万円を求刑した。判決は8月9日。

 検察側は論告で、平成22年5月から肝の提供を始め、コース料理に「あぶら」として盛り込んでいたと指摘。保健所の立ち入り検査には提供の実態を隠すよう指示していたとして「違法性を認識しており、組織的かつ常習的な犯行だ」と批判した。

 沢原被告は「養殖なら安全性が高いと思った。おいしいものを食べてもらい、客を喜ばせたかった」と述べた。弁護側は、反省し再犯の恐れはないとして罰金刑が相当とした。

 起訴状によると、実質的に経営する大阪府内の4店舗で3月28日、食品として販売が禁止されているトラフグの肝臓を調理し、客に提供したとしている。

「産経WEST」のランキング