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文化庁、おためし京都移転の成否はいかに 「京博」案に慌てた地元

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文化庁、おためし京都移転の成否はいかに 「京博」案に慌てた地元

 文化庁の京都移転をめぐり、職員たちが京都市内で2週間にわたって執務を行う“おためし移転”が22日事実上終了した。実際に業務を行うことで、課題を浮き彫りにする試みだったが、移転先の新たな候補地として急遽(きゅうきょ)、「京都国立博物館」(京都市東山区)が浮上。受け入れを行う京都側にとっては新たな課題も見えてきた。(池田進一)

祇園祭のさなかの実験

 実証実験の会場となったのは、市中心部の元小学校校舎など2カ所。11日から文化庁の担当者らのべ約30人が交代で配置された。東京の本庁とのやりとりはテレビ会議。テレビ会議に慣れていないこともあってか、「画面の相手とうまく視線があわないんですよね」と違和感を口にする職員もいたが、業務はおおむねスムーズだったという。

 ただ、7月の京都は祇園祭のまっさかり。市中心部には山鉾が立ち、大勢の観光客らでいっぱいだ。一帯は出店が出たり歩行者天国になったりと周辺は祭り一色。職員らも山鉾の試し引きに参加するなど、地域との交流にも加わっていたが、京都側の担当者からは「市内の交通環境など、普段の京都の状況が分かってもらえたかどうか…」という声もあがっていた。

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