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千鳥「宗家」が「総本舗」を提訴 「競合禁止の合意破った」 同族企業の争い、法廷へ

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千鳥「宗家」が「総本舗」を提訴 「競合禁止の合意破った」 同族企業の争い、法廷へ

大阪市内にある千鳥屋宗家の店舗=22日、大阪市北区 大阪市内にある千鳥屋宗家の店舗=22日、大阪市北区

 同族企業間の競合を避けるため、「千鳥屋」の屋号を使って営業するエリアを分けるという合意を破り、勝手に「チロリアン」などの菓子を販売したとして、老舗和菓子屋の「千鳥屋宗家」(兵庫県尼崎市)が、福岡市博多区に本社を置く「千鳥饅頭総本舗」を相手取り、関西地区での販売差し止めなどを求める訴訟を大阪地裁に起こしたことが22日、分かった。第1回口頭弁論が同日開かれ、総本舗側は請求棄却を求めた。

 訴状などによると、千鳥屋は寛永7(1630)年に佐賀県で創業した和菓子屋がルーツ。会社を発展させた原告の母親から息子4人が事業を引き継ぎ、次男が総本舗を、三男が宗家をそれぞれ興した。

 この際、母親の「身内の争いは信用を落とす最大の要因。兄弟間の争いは絶対に避けなければならない」という考えから、長男は東京地区▽次男と四男は福岡・九州地区▽三男は関西地区-を販売エリアとする合意が確認されたという。

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