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【ビジネスの裏側】「1年間で150種類」も!オフィスに「置き菓子」…大阪発、東京で拡散

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【ビジネスの裏側】
「1年間で150種類」も!オフィスに「置き菓子」…大阪発、東京で拡散

オフィスに置き菓子。グリコの「オフィス菓子」=大阪市北区(前川純一郎撮影) オフィスに置き菓子。グリコの「オフィス菓子」=大阪市北区(前川純一郎撮影)

 富山の「置き薬」のように、お菓子をオフィスに常備する「置き菓子」システムを導入するオフィスが増えている。手軽に利用できて職場のコミュニケーション手段となり、災害時の非常食としても活用できる。「オフィスグリコ」として展開する江崎グリコをトップランナーに、新規参入も相次いでおり、市場が拡大している。(藤谷茂樹)

 飽きのこない商品展開

 B5サイズの3段ボックスのケースに、クリームを挟んだビスケット菓子「ビスコ」をはじめ、ガムやキャラメルなど数々のお菓子が詰めこまれている。これがオフィスグリコの定番スタイルだ。

 グリコの商品だけでなく、ポテトチップスなどグリコが製造していない他社商品も扱い、価格は基本、1個100円。購入する場合は、商品と引き替えにカエルの顔を模した貯金箱に硬貨を入れる。

 商品交換する際は、数種類を収めた1ボックス分のお菓子すべてを一新。飽きがこないように、1年間で150種類もの商品を提供している。

 オフィスグリコは平成11(1999)年、大阪市内で試験的にスタートした。14年には東京にも進出。他社商品も含めた幅広い商品の扱いが人気を集めた。

 23年に本社機能の一部を移転させた江崎グリコの大阪梅田オフィスの休憩室にも備え付けている。

 「お菓子で話題が広がった」「上司からもらったお菓子がうれしかった」…。利用する企業からは、こんな喜びの声も寄せられているという。運営する「グリコチャネルクリエイト」の古薮啓介社長は「お菓子は笑顔になるシーンを演出でき、職場のコミュニケーションツールにもなる」と説明する。

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