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保護で増加のツキノワグマ 11月に狩猟解禁見通し 兵庫

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保護で増加のツキノワグマ 11月に狩猟解禁見通し 兵庫

兵庫県が狩猟の方針を決めたツキノワグマ=同県香美町(県森林動物研究センター提供) 兵庫県が狩猟の方針を決めたツキノワグマ=同県香美町(県森林動物研究センター提供)

 兵庫県内で絶滅のおそれがあるとして保護してきたツキノワグマについて、県が11月から部分的に狩猟を解禁する見通しになった。平成27年当初の推定生息数が約940頭で、県のツキノワグマ保護計画で「800頭を超えれば狩猟を解禁」に該当するうえ、人に危害を与える恐れも高まったため。ツキノワグマの狩猟が解禁されれば20年ぶりで、8月の県環境審議会鳥獣部会での審議をへて正式決定する予定。

 県のツキノワグマ保護計画(27年5月~29年3月)では、推定400頭未満なら可能な限り殺処分しない▽400~800頭では原則殺処分▽800頭を超えれば狩猟も解禁-としている。

 県森林動物研究センター(丹波市)の調査で、27年の県内推定生息数が約940頭まで増加。狩猟が解禁されると、期間はツキノワグマの冬眠前の11月中旬ごろから1カ月程度となりそうだ。

 同センターによると、8年度に県内の推定生息数が100頭を切ったとして狩猟が禁止。15年度には県レッドデータブックでAランク(絶滅の危機に瀕(ひん)している種)に指定されたが、保護対象となったことで推定生息数は順調に回復し、23年度には約650頭になったとして、県はAランクからBランク(絶滅の危険が増大している種)に変更した。

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