産経WEST

ブリヂストンサイクルの自転車破損で骨折 男性と和解 大阪地裁

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


ブリヂストンサイクルの自転車破損で骨折 男性と和解 大阪地裁

 自転車で走行中に突然部品が折れて転倒し、重傷を負ったとして、大阪府内の20代の男性が、メーカーの「ブリヂストンサイクル」(埼玉県上尾市)に約820万円の損害賠償を求めた訴訟は、同社側が男性に解決金400万円を支払う内容で大阪地裁(絹川泰毅裁判長)で和解したことが15日分かった。今月5日付。

 訴状によると、男性側は平成20年ごろ、同社の「PNU63B」という型式の自転車を購入。26年7月に大阪府内の市道を走行中、シャフトと呼ばれる部品が折れて前のめりに倒れ、右ひざ骨折や靱帯損傷などの大けがをした。

 男性側は訴訟で、サッカーのスポーツ特待生枠で大学に入学したにもかかわらず、事故によって部活動を継続できなくなり、プロ選手になる道が断たれたと訴えた。

 これに対しブリヂストン側は「自転車は購入から6年使用され続けた。欠陥の有無の判断の際に十分考慮されるべきだ」と主張していた。

 男性の事故については、消費者庁が昨年9月に「製品起因が疑われる事故」として公表。「溶接施工に起因して発生したクラック(ひび割れ)の影響で破損し、事故に至ったものと推定される」としつつ、「使用状況も事故発生に影響したものと推定される」と言及していた。

「産経WEST」のランキング