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無届けで再生医療、給与未払いの大阪のときわ病院 厚労省が立ち入り検査

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無届けで再生医療、給与未払いの大阪のときわ病院 厚労省が立ち入り検査

 従業員の大半にあたる約100人への給与未払いが発覚した大阪市大正区の「ときわ病院」(医療法人常磐会が運営)が、法律で義務づけられた計画書を提出せずに「再生医療」を実施しているとして、厚生労働省から立ち入り検査を受けていたことが15日、分かった。

 人の細胞を加工したり人体の組織や機能を修復したりする再生医療をめぐっては、平成26年11月に再生医療等安全性確保法が施行。医療機関は加工手法や治療内容、対象患者などを具体的に定めた提供計画を作成し、独立委員会の審査を経た上で厚労省に提出することが義務づけられた。

 ときわ病院によると、計画書を提出せずに再生医療を提供しているとして、今年3月末に厚労省の立ち入り検査を受けた。

 同病院は法施行前から、患者の血液から採取したリンパ球を培養して活性化させ、体内へ戻すことでがん細胞を排除する免疫療法を行っていたが、経過措置期間中(27年11月まで)に計画書を提出していなかったという。

 院長は取材に対し「書類に不備があり、提出できていなかった。厚労省の立ち入り検査後に提出し、認可が下りた」と説明した。

 大阪労働局は今月13日、再三の指導にもかかわらず給与が支払われないとして、最低賃金法違反と労働基準法違反の疑いで同病院を捜索。押収した資料から経営実態と資金の流れを調べている。

 同病院は内科や整形外科などがあり、経営悪化から昨年12月に病棟を閉鎖。現在は外来診療だけを続けている。

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