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【関西の議論】「ど根性金魚」再来の強運!〝奇跡のニワトリ〟 生き餌から動物園のスターに大出世…会えたら幸せに?

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【関西の議論】
「ど根性金魚」再来の強運!〝奇跡のニワトリ〟 生き餌から動物園のスターに大出世…会えたら幸せに?

〝奇跡のニワトリ〟として人気を集めている「まさひろ君」(上)と弟分「よしと君」(天王寺動物園提供) 〝奇跡のニワトリ〟として人気を集めている「まさひろ君」(上)と弟分「よしと君」(天王寺動物園提供)

 運命のいたずらなのか、たまたま同じ時期に人工孵化(ふか)した1羽のマガモのひながいたのが「幸運」の始まりだった。

 飼育員の河合芳寛さん(40)によると、子ガモは1羽だと人を怖がって餌を食べようとしない。しかし、ヒヨコを一緒にするとまねをして餌を食べるようになるという。ヒヨコだったまさひろ君は子ガモの模範になることで、動物たちのエサとなる運命を回避した。

 最大の危機が訪れたのは昨年9月ごろ。鳥の楽園にイタチが出没し、マガモが殺傷される事態が相次いでいた。イタチの捕獲に白刃の矢が立ったのがまさひろ君だ。3夜連続で「おとり餌」としてネズミ捕りの中に逆さにつり下げられた。ピヨピヨと切なく鳴くヒヨコをイタチも不憫に思ったのだろうか、その間、姿を現わすことはなかった。

恩人を攻撃対象に

 奇跡はまだ続いた。

 通常は若鶏へと成長する過程で、病気などで弱った大型肉食獣を元気づけるため、ごちそうとして与えられることもある。しかしまさひろ君の場合、「オファーがあれば提供していたけれど、偶然、申し出がなかった」という。

 そして9月下旬、河合さんと長谷川真登さん(38)の飼育員2人の名前から「真」と「寛」の1字ずつを取ってまさひろ君と名付け、園で飼うことが決まった。

 河合さんは「生き餌だったヒヨコを飼い始めるのは初めての経験。一般的に雄鳥は気性が荒く、人にあまりなつかないのだが、抱っこされてもおとなしくしているニワトリは珍しい」と目を細める。

 やんちゃ盛りの子供たちに抱っこされてもおとなしいまさひろ君。ただ、苦手な人がいると、くちばしで突っついたり、両足でキックを見舞ったりすることもある。その攻撃対象がなぜか、恩人であるはずの飼育員なのだという。

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