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【廃棄カツ3人逮捕】横流し開始、廃棄物処理機の故障が契機か ダイコー、廃棄食品受け入れは継続

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【廃棄カツ3人逮捕】
横流し開始、廃棄物処理機の故障が契機か ダイコー、廃棄食品受け入れは継続

廃棄カツ横流し事件で逮捕され、マンションを出る「ダイコー」会長の大西一幸容疑者=12日、愛知県稲沢市 廃棄カツ横流し事件で逮捕され、マンションを出る「ダイコー」会長の大西一幸容疑者=12日、愛知県稲沢市

 カレーチェーン店を展開する壱番屋が廃棄した冷凍ビーフカツの横流し事件で、カツを不正に販売した産業廃棄物処理業「ダイコー」の廃棄食品を堆肥化する機械が、平成26年ごろに故障していたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。

 ダイコーは食品衛生法違反容疑で逮捕された大西一幸容疑者(75)が運営し、廃棄物を堆肥に再生する事業を展開していた。愛知、岐阜両県警は、故障により廃棄カツを処理しきれなくなったのが、横流しを始めた一因とみて捜査している。

 捜査関係者によると、機械が壊れた後は、小型機械で対応していた。両県警は押収した資料から遅くとも26年2月には横流ししていたことを確認。機械の故障後、処理が滞りながらも大量の廃棄食品を受け入れ続けていたとみられる。

 廃棄カツは食品衛生法違反と詐欺容疑で逮捕された製麺業「みのりフーズ」の元実質的経営者、岡田正男容疑者(78)や、詐欺容疑で逮捕された食品販売会社の元幹部、木村正敏容疑者(76)らを経由して市場に流通したとされる。

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