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【廃棄カツ横流し】「規格外品」と虚偽説明か、逮捕の元幹部の男

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【廃棄カツ横流し】
「規格外品」と虚偽説明か、逮捕の元幹部の男

 カレーチェーン店「CoCo壱番屋」を運営する壱番屋の冷凍ビーフカツが横流しされた事件で、詐欺容疑で逮捕された食品販売会社元幹部の木村正敏容疑者(76)が、廃棄カツを「壱番屋の規格外品」と虚偽の説明をし、卸売業者に販売していたことが13日、捜査幹部への取材で分かった。

 愛知、岐阜両県警は、製造過程で異物が混入した恐れがある廃棄物と認識していたのに「重量などが規格に合わず、出荷されなかった規格外品だから大丈夫」と勧誘することで、安全性に問題がないように業者を信用させたとみて調べている。

 木村容疑者は逮捕前、共同通信の取材に「廃棄物ではなく、規格外品だと思っていた」と話している。両県警は廃棄物であることを隠してカツ7500枚を販売し、約40万円をだまし取ったとして逮捕した。

 カツ横流しを巡っては他にも廃棄物処理業「ダイコー」会長の大西一幸容疑者(75)が許可なく食肉販売業を営んだ食品衛生法違反容疑で、製麺業「みのりフーズ」実質的経営者の岡田正男容疑者(78)が廃棄カツと知りながらうその説明をし、無許可で卸売業者に販売した同法違反と詐欺容疑で逮捕されている。

 両県警は13日、3容疑者を送検する。

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