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熊本地震、修学旅行キャンセル1万8000人分 秋のシーズンに向け関係者苦心

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熊本地震、修学旅行キャンセル1万8000人分 秋のシーズンに向け関係者苦心

JR熊本駅で「くまモン」の見送りを受けた大阪市立西中の生徒=6月21日 JR熊本駅で「くまモン」の見送りを受けた大阪市立西中の生徒=6月21日

 熊本地震で人気観光地の熊本城や阿蘇地域が被災し、余震も不安視されるため、修学旅行先として熊本県が敬遠される余波が続いている。キャンセルは6月末時点で少なくとも計約1万8千人分。秋の修学旅行シーズンに向け、生徒を呼び戻そうと関係者は苦心している。

 県教育旅行受入促進協議会によると例年、4~6月、9~11月を中心に小中高生約10万人がやって来る。担当者は「保護者や学校は『熊本全体が危ない』と思ったのだろう」と分析。全国修学旅行研究協会によると、近畿の中学校を対象にした調査では、九州以外に行き先を変える学校が目立ったという。

 余震の回数が減る中、熊本に立ち寄る学校も出てきた。6月20日には地震後初めて、大阪市立西中の3年生120人が熊本へ。球磨村の鍾乳洞を見学した。宿泊は鹿児島だったが、21日は大阪へ帰る途中、JR熊本駅で県のPRキャラクター「くまモン」に見送りを受けた。屋島豊市教頭は「保護者には心配の声もあったが、無事に終わった」と安心していた。

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