産経WEST

「プチ整形」のつもりが失明・鼻欠損、包茎手術でも性器壊死…フィラー注射の事故多発 専門家「メスより安全誤り」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


「プチ整形」のつもりが失明・鼻欠損、包茎手術でも性器壊死…フィラー注射の事故多発 専門家「メスより安全誤り」

 女性のケースでは注射された部位が悪く、眼動脈などにフィラーによる血行障害が起きたと考えられているが、フィラー注入による失明の症例は海外でも報告されているという。

 日本形成外科学会理事長で大阪大医学部の細川亙教授は昨年、こうしたフィラー注入に伴う合併症の事例を専門雑誌にまとめた。

 鼻を高くしようとした60代女性はフィラー注入直後から強い痛みを感じ、徐々に赤く腫れ上がって最終的に鼻の右部分を欠損した。額のしわを伸ばそうとした50代男性は逆に大きな腫瘍ができ、切除せざるを得ない状態になった。

 フィラーは美容医療だけでなく、男性器の包茎手術などにも用いられるが、国民生活センターは6月、包茎手術をめぐるトラブルが多発しているとして注意喚起を行った。

 3月までの5年間で相談件数は1092件。「安い手術だと汚い仕上がりになる」と言われ、80万円の高額施術を即日受けさせられるなど契約上の問題に加え、フィラーを注入された部分が壊死するなど、術後に痛みや不具合を感じたケースもそのうち約4割に及んだ。

続きを読む

「産経WEST」のランキング