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「泣き止まずイライラした」長女に暴行、傷害容疑で父親の18歳少年を逮捕 大阪府警
生後2カ月だった長女に暴行を加えて軽傷を負わせたとして、大阪府警少年課は5日、傷害容疑で、大阪市東淀川区のとび職の父親(18)を逮捕した。長女は頭の骨を折る重傷も負っており、府警は骨折の経緯とともに、日常的な虐待がなかったか調べる。
逮捕容疑は5月下旬、自宅アパートで長女の胸や腹をつねり、太ももにかみつくなどの暴行を加えて約1週間の軽傷を負わせたとしている。「泣き止まなかったのでイライラした」などと容疑を認めている。
府警によると、少年は妻(18)と長女の3人暮らし。事件当日、近くの住民から「赤ちゃんの泣き声やたたくような音が聞こえる」と通報があり、駆けつけた警察官が長女の体につねったような痕や歯形などを確認した。病院に搬送後、頭部の骨折も判明したという。