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【参院選・和歌山】18歳の思い(下)「この町が大好き。だから選挙に行く」 由良町役場職員、新田天馬さん(19)

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【参院選・和歌山】
18歳の思い(下)「この町が大好き。だから選挙に行く」 由良町役場職員、新田天馬さん(19)

風光明媚な景色、住民たちの人情味など地元の魅力を語る新田さん=和歌山県由良町 風光明媚な景色、住民たちの人情味など地元の魅力を語る新田さん=和歌山県由良町

 「この町から見える星空が大好き。だから、都会に憧れることはあっても、やっぱり離れられないんです」

 今春、生まれ育った由良町役場に就職した新田天馬さん(19)はそう話し、窓の向こうに広がっている町並みを眺めた。

 和歌山市内から車で約1時間程度の紀伊水道を臨む港町。幻想的な風景から“日本のエーゲ海”とも呼ばれる景勝地・白崎海岸や醤油文化のゆかりの地とされる興国寺などが知られているが、人口は減少の一途をたどるなどの課題を抱えている。こうした課題は町で暮らしてきた新田さんにとって、決して他人事ではない。高校時代の同級生には、卒業を機に都会に出ることを選択した人もいる。

 故郷を出て、都会で働く…。新田さん自身、東京や大阪の民間企業への就職を考えた時期もあったという。しかし、見知らぬ都会へのあこがれよりも住み慣れた町への愛着が上回り、町に残ることを選んだ。

 「由良の人たちはみんな温かい。『おせっかいだ』と思うこともあるが、知らない人でもすぐ声をかけてくれ、子供のときは港の漁師たちが取れたての魚をさばいて食べさせてくれた」

 進路について向き合ったことで、町への愛着がさらに深まった。役場に就職してからは、町をどうしたらもっと盛り上げられるのか、真剣に考えるようにもなった。

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