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【参院選】兵庫・西宮市広報紙「政治家は投票者の代表」、県選管は「誤解与える」

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【参院選】
兵庫・西宮市広報紙「政治家は投票者の代表」、県選管は「誤解与える」

今年最初の定例記者会見に臨む今村岳司市長。終始穏やかな表情をみせた=1月22日、兵庫県西宮市役所 今年最初の定例記者会見に臨む今村岳司市長。終始穏やかな表情をみせた=1月22日、兵庫県西宮市役所

 兵庫県西宮市が、若者に参院選の投票を呼びかける市広報紙に「政治家は『国民の代表』ではなく、『投票した人』の代表に過ぎない」と記載していたことが30日、分かった。憲法43条は「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」と規定しており、県選挙管理委員会は「誤解を与える表現で不適切だ」と指摘。作成した市広報課は「指摘を受け止め、今後は表現に十分配慮したい」としている。

 問題となったのは、6月25日発行の市広報紙に掲載された18歳選挙権に関する特集記事。「投票に行ったことがない」という有権者に対し、選挙啓発キャラクターの回答として「政治家は『国民の代表』ではなく、『投票した人』の代表に過ぎないんだよ」と表現していた。

 市広報課によると、回答には今村岳司市長の意向が反映されたという。

 今村市長は、6月29日の市議会で議員から特集記事についての見解を問われ、「民主主義で完全に正確な民意、正当な代表は存在し得ない。記事のターゲットは投票を放棄する人や若い人などで、その立場に立てば論理的に誤りではない」と答弁した。

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