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【世界からみるWEST】韓国“バッテリー王国”の期待は泡と消え…テスラCEO「パナだけ使う」とつぶやく

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韓国“バッテリー王国”の期待は泡と消え…テスラCEO「パナだけ使う」とつぶやく

テスラのマスク最高経営責任者(CEO) テスラのマスク最高経営責任者(CEO)

 EVをめぐっては、世界の自動車大手による開発競争が激化している。ただ、マスク氏が航続距離は215マイルになるとの見通しを発表したモデル3はEV普及の先頭を走る可能性がある。その供給メーカーの地位を獲得すれば、将来的なドル箱を手にすることにつながる。だからこその期待感で、完全否定による落胆も大きかった。

羨望のまなざし

 そもそもテスラ3に搭載する蓄電池は、パナソニックが供給するとみられていた。パナソニックは、テスラにとって共同で米西部ネバダ州に大規模リチウムイオン電池工場「ギガファクトリー」を建設している戦略的提携相手で、この工場に16億ドル(1700億円)を投じるだけに優先的に供給メーカーになるのは当然だ。

 このため今春、モデル3の事前予約台数が発表されると、韓国の朝鮮日報(日本語版)は「電気自動車の製造コストの約30%がバッテリーの値段であることを考えればパナソニックは今回、事前の契約で最大40億ドル(約4200億円)を手にしたことになる」と羨望のまなざしを向けた。それだけでなく、世界1位として知られてきた「韓国バッテリー業界に赤信号が灯った」と危機感をあらわにした。

 韓国・中央日報(日本語版)は「最大の疑問は世界1位の競争力を備えたLG化学、サムスンSDI、SKイノベーションの韓国バッテリー3社をなぜテスラが避けたのかという点だ」と問題を提起。韓国勢は技術的に良い評価を受けているが「テスラがパナソニックを選択したのは製品ポートフォリオと両社の密接な関係に押された部分が大きい」などと結論づけた。

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