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野良猫増加に「脱・殺処分」の一手…大阪・曽根崎で34匹に一斉不妊手術 被害コリゴリ、平和的共存で招き猫に

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野良猫増加に「脱・殺処分」の一手…大阪・曽根崎で34匹に一斉不妊手術 被害コリゴリ、平和的共存で招き猫に

不妊去勢手術済みの印として、片耳の耳先を桜の花びらの形にカットされた「さくらねこ」(どうぶつ基金提供) 不妊去勢手術済みの印として、片耳の耳先を桜の花びらの形にカットされた「さくらねこ」(どうぶつ基金提供)

 長年、猫の鳴き声や糞尿(ふんにょう)による異臭に悩まされてきた大阪・キタの商店街会や町会、「曽根崎心中」ゆかりの露天(つゆのてん)神社(お初天神)は29日、曽根崎・堂山エリアの野良猫約30匹の一斉不妊去勢手術を行った。野良猫問題を解決するためには繁殖を防ぐことが肝要だとして、猫の「殺処分ゼロ」に全国規模で取り組む法人に依頼。将来的にはキタ全域で実施し、猫との平和的共存を目指したい考えだ。(服部素子)

きっかけは「餌付け派」「捕獲派」のトラブル

 「お初天神さくらねこTNRプロジェクト」と名付けられたこの取り組みを発案したのは、曽根崎お初天神通り商店街会と露天神社、曽根崎二丁目北・南町会。昨秋、曽根崎エリアで野良猫にエサをやっていた人と、捕獲器を仕掛けようとした店がトラブルになったのがきっかけだった。

 双方を知る同商店街会のメンバーが間に入って話を聞くと、飲食店側が野良猫被害に手を焼く一方、キタへ来る客から猫の健康状態の悪さを心配する声が上がっていることや、餌付けした猫に自費で不妊去勢手術を施している人がいることが分かった。野良猫問題の解決には繁殖を防ぐことが必要として思案する中で、猫の「殺処分ゼロ」の実現を目指して全国で不妊去勢手術の推進活動をしている公益財団法人「どうぶつ基金」(兵庫県芦屋市)の存在を知ったという。

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