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東海道新幹線、平成32年度に新型 0系から7車種目「N700S」 全席に電源

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東海道新幹線、平成32年度に新型 0系から7車種目「N700S」 全席に電源

東海道新幹線に投入される新型車両「N700S」のイメージ。ライトの位置は今後検討(JR東海提供) 東海道新幹線に投入される新型車両「N700S」のイメージ。ライトの位置は今後検討(JR東海提供)

 JR東海は24日、平成32年度をめどに、東海道新幹線に新型車両「N700S」を投入すると発表した。安全対策を強化したほか、普通車も含む全席に電源コンセントを設置する。フルモデルチェンジは、19年に登場したN700系以来で、東海道新幹線を走る車両は、最初の「0系」から数えて7車種目。山陽新幹線でも使用される。

 N700Sは、地震が起きた際、最高時速285㌔から自動ブレーキで停止するまでの距離を、現行で最新のN700Aよりも5%短縮。台車の異常振動を検知するシステムの機能も向上する。

 先頭形状を改良、トンネル進入時の騒音を減らす。客室内には防犯カメラを付け、非常ブザーが押された際に指令所でリアルタイムに映像を確認できる仕組みにする。

 モーターの制御装置などを小型・軽量化し、16両編成の基本設計を変えることなく、さまざまな両数の編成を可能にして海外輸出をしやすくする。総重量は15㌧前後軽くなり、東京―新大阪の消費電力量は7%削減される見込み。

 試験車を30年3月に完成させる予定。Sは英語のsupreme(最高の)を表している。柘植康英社長は記者会見で「数々の最新技術を応用し、海外展開をもにらんだ革新的な車両と考えている」と述べた。

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