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【シャープ株主総会】「全て鴻海任せか!」株主不満、経営陣は人員削減など再建策説明できず…〝新生シャープ〟に厳しい目

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【シャープ株主総会】
「全て鴻海任せか!」株主不満、経営陣は人員削減など再建策説明できず…〝新生シャープ〟に厳しい目

 経営再建中のシャープが23日開いた株主総会で、鴻海(ホンハイ)精密工業からの3888億円の出資を受け入れ、鴻海の子会社として再スタートを切ることが正式に決まった。ただ、株主からは業績悪化を招いた経営陣への批判などが相次いだ。総会は過去最長に並ぶ3時間23分に及び、“新生シャープ”に対する厳しい視線が注がれた。

 大阪市内の株主総会会場には23日朝から千人超が集まった。総会が始まると、壇上に並ぶ高橋興三社長ら経営陣に対し、株主は「こんなざまになったのはあなたたちのせいだ」と厳しい言葉を浴びせた。

 また、2月にシャープの債務問題が発覚した影響から、鴻海側が交渉途中に出資額を約1000億円減額したことに対し、株主からは「もっと上手に交渉できたはずだ」などと批判の声があがった。

 鴻海は独占禁止法に関する中国当局の認可が下り次第、月内にもシャープの第三者割当増資を引き受け、シャープ株の66%を取得、買収手続きを完了する方針だ。その後、シャープの新社長には鴻海グループの戴正呉副総裁が就任し、計6人の取締役を鴻海側が送り込む。シャープ出身の取締役は3人のみとなり、「鴻海色」の濃い新経営陣のもとで再建が進む。

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