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生まれたて!ミナミイワトビペンギンの赤ちゃん…絶滅危惧種 世界初の繁殖に成功 大阪の海遊館

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生まれたて!ミナミイワトビペンギンの赤ちゃん…絶滅危惧種 世界初の繁殖に成功 大阪の海遊館

生まれたてのミナミイワトビペンギンの赤ちゃん=大阪市港区の海遊館 生まれたてのミナミイワトビペンギンの赤ちゃん=大阪市港区の海遊館

 大阪市港区の海遊館は23日、今月上旬に孵化(ふか)した絶滅危惧種「ミナミイワトビペンギン」のヒナ3羽のうち、1羽が人工授精によるものであることをDNA検査で確認したと発表した。ミナミイワトビペンギンの人工授精成功は世界初の快挙。同館は「この技術をさらに向上させて、種の保存にも貢献したい」と話している。

 ミナミイワトビペンギンは、南大西洋のフォークランド諸島など南極周辺の島々に生息。国際自然保護連合(IUCN)が定めるレッドリストで将来絶滅する可能性が高い「絶滅危惧種」に指定されている。

 同館では雄13羽と雌7羽を飼育しているが、自然繁殖では平成20~22年の3年間でヒナ5羽が誕生しただけで、23年以降は孵化に至っていなかった。

 このままでは高齢化が進むことに危機感を抱いた同館は、同年から神戸大大学院農学研究科の楠比呂志准教授と共同で人工授精に取り組んでいる。しかし、昨年は産卵はしたもののヒナはかえらず、DNA検査したところすべてが自然交配したものだった。

 そこで、今年は飼育数が多く自然繁殖の実績を持つ葛西臨海水族園(東京)に協力を依頼。同園の雄7羽から精液を採取し、海遊館で飼育中の雌3羽に人工授精を施した。雌たちは4月下旬から5月上旬にかけて産卵し、今月4~6日に3羽のヒナが誕生した。

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