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【参院選・鳥取島根】初の合区、地方の声届け! 「広すぎる」候補者初日の活動は島根のみ、「候補者との距離が遠くなった」と鳥取の有権者…

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【参院選・鳥取島根】
初の合区、地方の声届け! 「広すぎる」候補者初日の活動は島根のみ、「候補者との距離が遠くなった」と鳥取の有権者…

有権者に頭を下げ、支持を訴える候補者(手前)。広くなった選挙区で、訴えをどう浸透させるかが課題だ=22日午前、島根県(彦野公太朗撮影) 有権者に頭を下げ、支持を訴える候補者(手前)。広くなった選挙区で、訴えをどう浸透させるかが課題だ=22日午前、島根県(彦野公太朗撮影)

 合区により誕生した鳥取・島根選挙区(改選数1)では、各陣営から「広すぎる」と嘆きの声が上がった。総面積約1万平方キロ、JR山陰線で東西に約320キロ。候補者3人の初日の活動は島根県内にとどまり、鳥取県の有権者には「候補者との距離が遠い」と不満がくすぶった。

 「都市と地方の格差の拡大が一番よく見える地域はここだ」。鳥取県出身で野党統一候補の無所属新人、福島浩彦氏(59)は午前11時すぎ、過疎化が進む島根県美郷町で第一声を上げた。廃線が検討されているJR三江(さんこう)線の粕淵(かすぶち)駅前。同町の男性介護士(36)は「生活の足がなくなれば、過疎化に拍車がかかる」と嘆く。

 住民目線の政治を掲げる福島氏は「地方の暮らしを豊かにする経済と政治に転換したい」と主張。合区に対しても「人口が少ない所へのしわ寄せ。地方切り捨ての象徴だ」と批判し、早期解消を訴えた。

 島根県出身の自民現職、青木一彦氏(55)も、第一声では大半の時間を合区解消を訴えることに費やし、「東京も大阪も島根も鳥取も、みな平等だ。先頭に立って解消をめざしたい」と声を張り上げた。

 青木氏はこれまで知名度向上をめざし鳥取県での活動を優先してきたが、第一声の場所に選んだのは自民勢が過去の国政、知事選挙で選挙戦をスタートさせた松江市の島根県庁前。鳥取県選出の石破茂地方創生担当相も激励に駆けつけ、支持者の60代の自営業男性は「参院のドンと呼ばれた父、幹雄さんの後継として頑張って」と期待を寄せた。

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