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保育士さん吹田へいらっしゃい! 千里ニュータウン若返りで待機児童急増、市が国と合同で面接会

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保育士さん吹田へいらっしゃい! 千里ニュータウン若返りで待機児童急増、市が国と合同で面接会

保育所運営者との面接に臨む女性(左)=16日、大阪府吹田市 保育所運営者との面接に臨む女性(左)=16日、大阪府吹田市

 千里ニュータウン(NT)の再開発で、大規模マンションが続々と建設されている大阪府吹田市。世帯の若返りが進む一方、深刻な保育の受け皿不足に陥っている。若い共働き世帯が急増し、保育所の利用を申し込んだ子供たちの4割が、希望する施設に入れない事態になっているのだ。平成30年度末までに保育枠を2150人分増やす方針を掲げた市は、国と連携して異例の合同面接会を開催するなど、保育士確保に躍起になっている。

 国と合同面接会

 「自分が子育てしていたときはすぐに子供を入れられた。お母さんたちがかわいそう」。吹田市と大阪労働局が5月に開催した保育所運営者による合同面接会。保育補助として就労を考えているという吹田市の女性(60)はそう話した。労働局によると、保育士の確保に焦点を絞った自治体との合同面接会はあまり例がないという。

 市内では、千里NTの再開発で大規模マンションの建設が相次ぎ、人口は最近5年間で子育て世代を中心に1万8千人以上増加した。多くは共働きで、保育所の需要が急増。しかし、用地の確保が難しいなどの理由で設置は進まず、一昨年ごろから、保育の受け皿不足が問題化し始めた。

 市によると、今年度は昨年度より17・7%多い2481人が保育所の利用を申し込んだが、38・1%にあたる945人が希望する施設に入れなかった。昨年度の728人から29・8%増えている。

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