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サワラ稚魚4000匹を放流 兵庫・洲本の魚協

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サワラ稚魚4000匹を放流 兵庫・洲本の魚協

いけすから放流されるサワラの稚魚=兵庫県洲本市の都志港沖 いけすから放流されるサワラの稚魚=兵庫県洲本市の都志港沖

 サワラの資源増を目指して兵庫県洲本市五色町鳥飼浦の五色町漁協は17日、都志港沖でサワラの稚魚約4千匹を放流した。約10センチに育った稚魚は1、2年で60~70センチに成長するという。

 稚魚は6日に香川県の屋島栽培漁業センターから同漁協に運び込まれ、イカナゴをエサに育成してきた。約6千匹のうち3割程度は死んだが、体長約3センチだった稚魚は10日間ほどで10センチ近くまで成長。この日は稚魚の入った4メートル四方のいけす2つを船で都志港沖約1キロまで運び、網を開放して放流した。

 洲本市によると、五色町漁協のサワラの漁獲量は昭和62年の約370トンをピークに平成11年には約4トンまで減少。資源回復のために、同漁協は平成14年から稚魚の放流などに取り組んでおり、26年は約70トンまで回復したという。

 同漁協の西内久明参事は「サワラは回遊するのでどれだけ効果があるか分からないが、毎年続けていくことが大事。(漁獲量は)徐々に回復しており期待をもって取り組んでいる」と話していた。

 洲本市は地元の食文化を発信しようと「淡路島サワラ食文化推進協議会」を作り、漁協、行政、飲食店などが協力して26年10月から「島の漁師めし 淡路島の生サワラ丼」などとして売り出している。

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