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【関西の議論・参院選】〝美人市議の乱〟「レクサス」で沈む? 維新2人目に元政敵擁立で不協和音…自民は「裏切り者に負けられない」

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【関西の議論・参院選】
〝美人市議の乱〟「レクサス」で沈む? 維新2人目に元政敵擁立で不協和音…自民は「裏切り者に負けられない」

参院選大阪選挙区で松井一郎代表(大阪府知事、左上)率いるおおさか維新の会が2人目の候補として擁立したのは、かつて自民所属で政敵だった堺市議の高木佳保里氏(左下)だった。維新内部では決定前から有力候補として浮上していた高木氏に対抗しようと、ファッションモデルの経歴がある大阪市議の伊藤良夏氏(右下)が公募に手を挙げたが… 参院選大阪選挙区で松井一郎代表(大阪府知事、左上)率いるおおさか維新の会が2人目の候補として擁立したのは、かつて自民所属で政敵だった堺市議の高木佳保里氏(左下)だった。維新内部では決定前から有力候補として浮上していた高木氏に対抗しようと、ファッションモデルの経歴がある大阪市議の伊藤良夏氏(右下)が公募に手を挙げたが…

意気込みと戸惑い

 冒頭の総会では、高木氏を拍手で送り出した市議団だが、地盤が共通する浅田氏ではなく、高木氏の選対に入ることが決まり、波紋はさらに広がっている。

 選挙態勢について、党内では当初、大阪市と堺市の境界の南北で棲み分ける案が有力視されていた。しかし、松井氏は「組織に支えられた党ではない。地域でどこからどこまでが浅田、どこまでが高木などと分けるのは無理なので切磋琢磨(せっさたくま)してもらう」として、大阪市議団を高木氏の選対に入れることを決断した。不満が渦巻く市議団に対しても「説得は特にしない。高木氏が好きや嫌いやという話ではなく、要は維新のため、日本のため、政策をやり切るために、みんなで目標に向かって進んでいこうということだ」と強調した。

 今月9日夜に初めて開催された高木氏選対の全体会議では、市議団から「誰かが切り替えないといけないなら、あえてわれわれが難しい立場になる」「大阪市議選でも複数人区では党内で争ってきた。やるしかない」と前向きな声が上がる一方、「支援者らに『地元の浅田をよろしく』と言ってきた。どう説明すればいいのか」との戸惑いも消えなかった。

 このため、浅田氏の地盤である大阪市城東区選出の市議は府議団でつくる浅田氏の選対に、また府議団のうち高木氏の地元である堺市南区選出の府議は高木氏の選対に入るなど、〝特区〟を設けざるを得なくなった。

 これまで各議員に厳しいノルマを課し、数々の選挙を制してきた維新。不満分子を抱えながら突入しかねない今回の選挙をどう乗り切るか、注目される。

「候補者つぶしか」

 維新の新人候補2人が出そろったことで、主な戦いの構図が固まった大阪選挙区。これまで、維新の動きに神経をとがらせてきた他陣営も臨戦態勢に入った。

 元外務省官僚の新人、松川るい氏(45)を擁立する自民は「維新が2人出す以上は、トップ当選が絶対だ。そうでなければ負けに等しい」(陣営幹部)と息巻く。

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