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【関西の議論・参院選】〝美人市議の乱〟「レクサス」で沈む? 維新2人目に元政敵擁立で不協和音…自民は「裏切り者に負けられない」

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【関西の議論・参院選】
〝美人市議の乱〟「レクサス」で沈む? 維新2人目に元政敵擁立で不協和音…自民は「裏切り者に負けられない」

参院選大阪選挙区で松井一郎代表(大阪府知事、左上)率いるおおさか維新の会が2人目の候補として擁立したのは、かつて自民所属で政敵だった堺市議の高木佳保里氏(左下)だった。維新内部では決定前から有力候補として浮上していた高木氏に対抗しようと、ファッションモデルの経歴がある大阪市議の伊藤良夏氏(右下)が公募に手を挙げたが… 参院選大阪選挙区で松井一郎代表(大阪府知事、左上)率いるおおさか維新の会が2人目の候補として擁立したのは、かつて自民所属で政敵だった堺市議の高木佳保里氏(左下)だった。維新内部では決定前から有力候補として浮上していた高木氏に対抗しようと、ファッションモデルの経歴がある大阪市議の伊藤良夏氏(右下)が公募に手を挙げたが…

 平成23年の堺市議選で自民から初当選し、2期目だった高木氏。昨年5月の都構想の住民投票では反対運動に加わり、同年10月の自民の府連大会では、「対立の構図を作り上げる手法を野放しにしてはいけない」などと維新政治を批判する大会宣言を堂々と読み上げ、自民議員から万雷の拍手を浴びた。

 しかし、「(自民の)政治信条と異なる部分がある」として、今年2月に自民から離党を表明。3月に離党し、無所属で活動していた。

 その高木氏を2人目の候補として推す声が維新で高まったのは、大阪市内を選挙地盤とする浅田氏との票のすみ分けが可能だという分析からだ。さらに、「美人で話し方もハキハキしている。柔らかい雰囲気もあり、有権者受けしそうだ」といった評判もある。

〝橋下チルドレン〟立ち上がるも…

 ただ、看板政策に真っ向から反対していた政治姿勢は、参院選を戦う上でアキレス腱(けん)になりかねないとの懸念も党内にはあった。大阪では犬猿の仲である自民に所属していたという感情的なしこりもあり、高木氏擁立には否定的な意見も根強かった。

 関係者によると、「高木氏有力」の情報を聞いた伊藤氏は、公募の締め切り前日の5月24日に応募を決意。深夜までかかって書類をまとめ、締め切り当日に応募したという。

 「都構想の住民投票や前代表の橋下徹氏の後継を決める市長選などを全力で戦ってきた自分が、国政でも『維新スピリッツ』を体現できると思った」。伊藤氏は当時、応募動機をこう語っていた。

 ファッションモデルとして海外でも活動した異色の経歴を持つ伊藤氏。大阪市出身で22年、橋下氏に共感して市議の公募に手を上げた〝橋下チルドレン〟の1人だ。

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