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美空ひばりの“幻の映画”を神戸で発見 10代前半で美声を披露

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美空ひばりの“幻の映画”を神戸で発見 10代前半で美声を披露

昭和25(1950)年に公開の映画「南海の情火」に出演した美空ひばりさん(神戸映画資料館提供) 昭和25(1950)年に公開の映画「南海の情火」に出演した美空ひばりさん(神戸映画資料館提供)

 歌手の故美空ひばりさんが10代前半で出演した映画のフィルムが神戸市の資料館で見つかった。出演が知られていなかった“幻の作品”で、専門家は「スターに駆け上がる前夜の姿を知ることができ貴重」と注目。長男で、ひばりプロダクションの加藤和也社長は「数年前に業績を洗い出したが、情報はなかった」と驚いている。

 映画は昭和25(1950)年6月公開の「南海の情火」(高木孝一監督)。撮影時期は不明だが、ひばりさんが12歳のころとみられる。ひばりさんは、主人公の男女がのど自慢大会を見物する約40秒のシーンに登場。ひばりさん演じる大会の出場者は、同年に発売された「涙の紅バラ」を歌い、美声を披露している。

 フィルムが見つかったのは神戸市長田区の神戸映画資料館で、館長が、約40年前に購入した。

 日本映画史に詳しい神戸大大学院の板倉史明准教授は「出演を示す作品リストは見たことがない。ひばりさんを大スターに押し上げた50年9月公開の主演映画『東京キッド』以前の作品だが、落ち着いたパフォーマンスが印象的だ」と指摘している。

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