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【近ごろ巷に流行るもの】外国人観光客に注目の「純和風旅館」…大きな部屋と広い庭でおもてなし

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【近ごろ巷に流行るもの】
外国人観光客に注目の「純和風旅館」…大きな部屋と広い庭でおもてなし

「南天苑」で食事を楽しむ外国人観光客ら。女将の山崎友起子さん(左)は「外国の方々が日本の伝統を認めてくださるのはとてもありがたい」と話す=大阪府河内長野市 「南天苑」で食事を楽しむ外国人観光客ら。女将の山崎友起子さん(左)は「外国の方々が日本の伝統を認めてくださるのはとてもありがたい」と話す=大阪府河内長野市

 大阪府河内長野市の南部、ほどなく和歌山県という奥まった地にある一軒宿が今、外国人観光客の注目を集めている。昭和24年創業の旅館「あまみ温泉南天苑(なんてんえん)」。母屋は東京駅丸の内駅舎や日本銀行本店を手がけた日本を代表する建築家・辰野金吾が設計し、移築された純和風建築。築100年以上の歴史を誇る趣深い建物と周辺に広がるのどかな里山風景が外国人の心をつかんでいるようだ。

 河内長野市史などによると、天見(あまみ)温泉は南海電鉄などが神戸市の「有馬温泉と肩を並べる温泉郷にしよう」と昭和初期から開発を始めた。数軒の宿が建てられたが、「南天苑」の女将(おかみ)、山崎友起子さん(57)が嫁いできた昭和58年には、今も続くこの宿1軒になっていた。

 そんな南天苑に外国人観光客の“熱視線”が集まり始めたのは、平成26年秋ごろから。ツイッターやフェイスブックなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を通じた口コミで評判が高まると、26年に約2160人だった外国人の宿泊客数は、27年には約2.5倍の約5350人に急増。その国籍は実に47カ国にも上った。

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