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【竹島を考える】韓国の言う「良心的日本人」の主張 いわれなき“下條批判”に異議申す 下條正男・拓殖大教授

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【竹島を考える】
韓国の言う「良心的日本人」の主張 いわれなき“下條批判”に異議申す 下條正男・拓殖大教授

池内敏著『竹島-もうひとつの日韓関係史』 池内敏著『竹島-もうひとつの日韓関係史』

 中央公論新社は今年1月、歴史学者の池内敏・名古屋大教授の『竹島-もう一つの日韓関係史』(以下『竹島』)を出版した。その書評をいくつか読むと、池内氏が「前近代史部分については、日本領・韓国領いずれの主張にとっても意味がない」と述べ、日韓双方の歴史研究の相殺を企図した試みが、見事に成功しているようにみえる。

池内氏の論理、編集部の宣伝文句鵜呑みの書評

 書評で、京都大教授の小倉紀蔵氏は「日韓双方の偏狭な政治的主張や解釈を切り捨てる。強い倫理の力が、ここに立ち現れている」(「日本経済新聞」)とし、ジャーナリストの青木理氏は「自国の主張を声高に叫ぶ者がもてはやされ、自国に不利な言説は排除されてしまう/だが、本書は違う」(「信濃毎日新聞」「京都新聞」など、共同通信配信)と述べ、冒頭に示したような池内氏の主張を鵜呑みにした。

 エコノミスト誌に至っては、「先行研究にも容赦なく批判を加え、最新の知見を披露する」と評し、中央公論新社編集部による「誰が分析しても同一の結論に至らざるをえない、歴史学の到達点を示す」とした宣伝文句に盲従した。

 池内氏は『竹島』の中で、私の文献解釈も批判している。だがその論理は、韓国の東北アジア歴史財団が2010(平成22)年12月に刊行した『独島、欝陵(うつりょう)島からは見える』など、韓国側の主張からの借用である。

“良心的日本人”実は丸パクリ!? クリックすれば韓国サイト…借用が一目瞭然

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