産経WEST

冬鳥ジョウビタキの国内繁殖地拡大か… 鳥取・大山でヒナ12羽確認

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


冬鳥ジョウビタキの国内繁殖地拡大か… 鳥取・大山でヒナ12羽確認

大山で巣立ちしたジョウビタキの幼鳥=3日午前9時、鳥取県大山町 大山で巣立ちしたジョウビタキの幼鳥=3日午前9時、鳥取県大山町

 鳥取県大山町の大山(1729メートル)で、初めて冬鳥ジョウビタキの雌雄2組が繁殖し、ヒナ計12羽の巣立ちが確認された。日本野鳥の会県支部(土居克夫支部長)が5月上旬から継続観察して分かった。ジョウビタキは本来はロシアなどで繁殖する渡り鳥。日本では近年、北海道や八ヶ岳周辺(長野、山梨県)などで繁殖例があり、大山にも繁殖地が拡大しているらしい。

 県支部によると、いずれの巣も5月上中旬、中腹の建物などの人工物で見つかった。最初の巣で同13日にヒナ7羽を確認し、その後に別の巣で孵化(ふか)した5羽を発見。ヒナは同下旬までに無事に巣立ちした。今では幼鳥と呼べるまでに成長し、付近の森などで過ごしている。

 さらに、営巣2カ所とその可能性がある3カ所が判明した。大山では数年前から、夏にはいないはずの成鳥の姿があった。過去に単独での繁殖例はあるというが、同時期に複数記録は今回が初めてで、土居支部長は「大山の繁殖地としての定着が期待できる」とする。

続きを読む

「産経WEST」のランキング