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“奇跡のニワトリ”意外な人気 「生き餌」のはずが3度も生き延び…「会えたら幸せになれる」

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“奇跡のニワトリ”意外な人気 「生き餌」のはずが3度も生き延び…「会えたら幸せになれる」

子供たちに人気のニワトリ「まさひろ君」=大阪市天王寺区、天王寺動物園(彦野公太朗撮影) 子供たちに人気のニワトリ「まさひろ君」=大阪市天王寺区、天王寺動物園(彦野公太朗撮影)

 飼育員の河合芳寛さん(40)によると、子ガモは1羽だと人を怖がって餌を食べようとしないが、ヒヨコを一緒にすると、まねをして餌を食べるようになる。ヒヨコだったまさひろ君は子ガモの「先生役」になり、動物たちの餌となる難を逃れた。

 最大の危機が訪れたのは昨年9月ごろ。鳥の楽園に出没するイタチを捕獲するため、3日間、「ネズミ捕り」の「おとり餌」になったことがあった。しかし、その間、イタチが現れることはなく、九死に一生を得ることになった。

 通常、若鶏へと成長する過程で大型の肉食獣に餌として与えられるが、「偶然、申し出がなかった」。この強運ぶりが話題となり、10月下旬、飼育員2人の名前から1字ずつ取ってまさひろ君と名付け、餌にすることをやめた。

 河合さんは「生き餌だったヒヨコを飼い始めるのは初めての経験。一般的に雄鳥は気性が荒く、人にあまりなつかないのだが、抱っこされてもおとなしくしているニワトリは珍しい」と目を細める。

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