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「うっとおしい」「だぼ」…動画にしっかり 神戸市が高齢者虐待疑いで訪問介護事業所を処分

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「うっとおしい」「だぼ」…動画にしっかり 神戸市が高齢者虐待疑いで訪問介護事業所を処分

 介護ヘルパーが訪問介護利用者を虐待したとして、神戸市は2日、同市長田区の訪問介護事業所「にっこライフケア」を15日から6カ月間、介護報酬請求の上限を8割に制限するなどの処分を発表した。介護保険法に基づく措置。これに対し、事業所を運営する「nicco」は「虐待は事実誤認」と反論し、処分の取り消しを求め、近く神戸地裁に提訴するという。

 市によると、昨年9月、長田区の女性(70)の着替え介助のため、女性宅を訪れた50代の女性ヘルパー2人が「うっとうしい」「だぼ」などと暴言を言い、女性の太ももを小突いたり、乱暴にベッドに動かしたりしている。

 「ヘルパーからきつい言葉を言われる」と相談を受けた女性の家族が女性宅にカメラを設置し、介護の様子を録画。家族がその動画を市に提出したことから発覚した。市は聞き取り調査などの結果、身体的・心理的虐待にあたると認定した。

 一方、事業所側は2日、市内で会見し、「発した言葉は不適切だったが、ヘルパーは丁寧に介護した。虐待として処罰を受けるのは不当」と訴えた。

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