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冷凍カツ横流しの保管産廃、愛知県が撤去へ…腐敗で悪習や害虫発生の可能性

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冷凍カツ横流しの保管産廃、愛知県が撤去へ…腐敗で悪習や害虫発生の可能性

 冷凍カツ横流し事件に絡み、愛知県は1日、横流ししていた産業廃棄物処理業者「ダイコー」(同県稲沢市)の倉庫に残されている大量の廃棄物を、8日から撤去すると発表した。夏を迎え、腐敗で悪臭や害虫発生の影響が広がるのを懸念した。撤去完了には数カ月を要するという。

 県によると、同社は県内に複数ある倉庫や工場に、コメやみそなど計約9千立方メートルの廃棄物を保管。県が2月に撤去を命じたが、自力で撤去できず、排出元の業者が回収を進めていた。

 5月17日に命令の期限を過ぎたが、半分以上の計約4800立方メートルが残されており、県が稲沢市や複数の産廃業者の無償協力を得て、焼却、埋め立て処分すると決めた。

 県は約4千万円を負担する。業者の協力がなければ、総費用は計約2億5千万円に上る見込みだったという。

 ダイコーを巡っては、産廃の処理記録で虚偽の記載をした疑いがあるとして、愛知、岐阜両県警が捜査している。

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