産経WEST

【関西の議論】くまモンは〝オネエ言葉〟NG? はばタン「抱っこ騒動」で判明…熊本ブランド戦略のウラ側

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【関西の議論】
くまモンは〝オネエ言葉〟NG? はばタン「抱っこ騒動」で判明…熊本ブランド戦略のウラ側

熊本県の要請で使用中止となった人気キャラクター「くまモン」(左)と兵庫県のマスコット「はばタン」のコラボイラスト。抱っこやほおずりが「利用の手引き」の禁止事項に触れた 熊本県の要請で使用中止となった人気キャラクター「くまモン」(左)と兵庫県のマスコット「はばタン」のコラボイラスト。抱っこやほおずりが「利用の手引き」の禁止事項に触れた

 熊本地震の被災地、熊本県の人気キャラクター「くまモン」のイラストを利用した支援活動をめぐり、思わぬ騒動が持ち上がった。県が地震直後、くまモンのイラスト利用申請を被災地支援に限り届け出制に変更すると、1カ月余りで全国から約4500件の申請が寄せられたが、このうち阪神大震災の被災地である兵庫県のイラスト利用に「待った」がかかった。理由は兵庫県が提案したイラストの中身。県のマスコット「はばタン」がくまモンを抱きしめるイラストだったため、熊本県が定めたくまモン「利用の手引き」で禁じられた「抱っこ」に抵触するとして、使用中止とされたのだ。兵庫県にとっては善意が裏目に出た形だが、果たして熊本県の対応は厳格すぎるのか。有識者からは「熊本の価値を守ることにつながる」と熊本県のブランド戦略を評価する声も上がっている。

広がる支援の輪

 4月14、16の両日、熊本県を震度7の揺れが襲った。直接的な死者は49人、行方不明者1人。その後、持病が悪化するなどした関連死も相次いでいる。多くの家屋が倒壊し、甚大な被害を受けた熊本県への支援を募ろうと、全国から県の営業部長兼しあわせ部長を務める人気キャラのくまモンを使いたい-との要請が多数寄せられた。

 こうした動きに熊本県も迅速に対応。19日、被災地支援のチャリティーイベントで使うポスターやのぼり、募金活動などに限って、イラスト利用申請を許諾制から届け出制に変更すると公表した。

 平成7年の阪神大震災で被害を受けた兵庫県は同27日、はばタンを使ったデザインを発表。はばタンがくまモンを後ろから抱きしめ、ほおずりをしているコラボイラストで、2つのキャラクターの上には真っ赤なハートも描かれた。

このニュースの写真

  • くまモンは〝オネエ言葉〟NG? はばタン「抱っこ騒動」で判明…熊本ブランド戦略のウラ側
  • くまモンは〝オネエ言葉〟NG? はばタン「抱っこ騒動」で判明…熊本ブランド戦略のウラ側

「産経WEST」のランキング