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【オバマ大統領広島訪問】オバマ氏繰り返した「人類」その真意は? 

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【オバマ大統領広島訪問】
オバマ氏繰り返した「人類」その真意は? 

オバマ米大統領広島訪問から一夜明け、修学旅行生らで賑わう平和記念公園=28日午前9時22分、広島市中区(鳥越瑞絵撮影) オバマ米大統領広島訪問から一夜明け、修学旅行生らで賑わう平和記念公園=28日午前9時22分、広島市中区(鳥越瑞絵撮影)

 27日夕刻、社内にオバマ米大統領が広島に到着したという一報が流れた。胸に込み上げてくるものがあった。広島に生きた人の多くは、そんな気持ちになったのではないだろうか。(嶋田知加子)

 私の祖父母、父、その兄妹は被爆者であり、父の姉は71年前の8月6日に亡くなった。被爆2世として広島で育った私にとって「原爆」はいつも周りにあった。

 オバマ氏と対面した被爆者の坪井直さんが、被爆直後にたどり着いた爆心地から約2・3キロの御幸橋のそばに住んでいたこともある。通った高校の前身、広島市立第一高等女学校(当時)は、市内の学校で最多の原爆犠牲者を出したといわれている。

 映像を通じ、オバマ氏の平和記念公園での17分間の演説を万感の思いで聞いた。オバマ氏は、「人類」という言葉を繰り返し使っていた。

 オバマ氏が献花した原爆死没者慰霊碑の石碑に刻まれた「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という一文。主語があいまいだとたびたび指摘される。

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