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ウミガメを自然に帰そう、レスキュープロジェクト10年目 神戸・須磨海浜水族園

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ウミガメを自然に帰そう、レスキュープロジェクト10年目 神戸・須磨海浜水族園

放流されるウミガメの悠ちゃん 放流されるウミガメの悠ちゃん

 漁船との衝突事故などで傷ついたウミガメを保護し、自然に帰そうと神戸市と市立須磨海浜水族園(同市須磨区)が取り組んでいる「瀬戸内海ウミガメレスキュープロジェクト」が今年、10年目を迎えた。この間、外洋へ戻されたウミガメは22匹にのぼる。担当者は「大阪湾や播磨灘など身近にウミガメがいることを知らない人は多い。死ななくてもいいウミガメが死んでいることを知ってほしい」と話している。

 27日、神戸空港島西緑地(同市中央区)の人工海水池(約1・6ヘクタール)にアカウミガメなど7匹が放たれた。いずれも国内の海で保護されたウミガメで、このうち1匹は前脚の一部をサメに食いちぎられた状態で見つかり、人工ヒレをつけて飼育されている「悠ちゃん」。残りは体力的な問題などから外洋に戻せず、同園で飼われているウミガメだ。

 同プロジェクトは平成19年にスタート。同園によると、大阪湾から播磨灘付近では毎年、水温の上昇する夏~秋にウミガメと漁船との衝突事故などが発生。昨年は2匹が保護された。

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