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【ビジネスの裏側】キャンピングカー、活躍の場はシニアの旅から災害時の仮設住宅まで

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【ビジネスの裏側】
キャンピングカー、活躍の場はシニアの旅から災害時の仮設住宅まで

専用宿泊スペースも併設運営するキャンピングカー販売店「バンテック京都」=5月13日、京都市伏見区(同社提供) 専用宿泊スペースも併設運営するキャンピングカー販売店「バンテック京都」=5月13日、京都市伏見区(同社提供)

 キャンピングカーの売れ行きが伸びている。市場を牽引(けんいん)するのは、時間とお金に余裕のある中高年層。寝泊まりできる設備を備えており、温泉地などをめぐりながら気ままな旅をできるのが人気の理由だ。専用の宿泊スペースも全国各地に広がっている。さらに一般の自動車に比べてゆったりと車中泊ができるため、大規模災害時の「仮設住宅」としても注目され始めた。(田村慶子)

空前のブーム

 「展示車に『成約済み』の札が次々貼られ、その場で購入を決めるお客さんも多かった。シニアからファミリーまでたくさんの来場客でにぎわいましたよ」

 3月に大阪市内で開かれた「大阪キャンピングカーショー2016」の主催者は、その盛況ぶりをこう話した。本格的な大型モデルから、軽自動車に家具などを装備した軽キャンピングカーまで計155台が展示され、今年は前年の2割増となる2万2千人超が訪れた。キャンピングカー市場はいま、空前のブームを迎えている。

 一般社団法人日本RV協会(東京都町田市)が調査した「キャンピングカー白書2014」によると、平成25年のキャンピングカーの国内売上高は前年比9・9%増の約310億円と過去最高を記録した。

 団塊世代の大量定年退職を迎えた19年以降、「時間とお金にゆとりのある60代以上のシニア層らの注目が集まっている」と、同協会の広報担当者は話す。

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