産経WEST

【大相撲】海に潜って伊勢エビわしづかみ、毎日2キロの牛の散歩…鹿児島・徳之島の野生児、15歳の徳田がデビュー

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【大相撲】
海に潜って伊勢エビわしづかみ、毎日2キロの牛の散歩…鹿児島・徳之島の野生児、15歳の徳田がデビュー

出世披露に臨む徳田 出世披露に臨む徳田

 大相撲界に自然あふれる島で育った有望株がデビューした。夏場所の新弟子検査に合格し、前相撲で初土俵を踏んだ徳田=本名徳田龍大郎、武蔵川部屋=は鹿児島県徳之島町出身。15歳にして190センチ、123キロという恵まれた体格で、昨年の全国中学校大会個人では準優勝した逸材だ。

 趣味の素潜りでは水深10メートルに到達し、捕った伊勢エビなどを母親に調理してもらった。親戚が飼う闘牛用の牛を引き連れて約2キロの散歩を日課とするなど、大自然の中で鍛えられた。

 小学1年生の時、夏祭りの相撲大会に出場したのを機に競技を始め、地元のクラブで続けた。中学卒業に際し、強豪高校からの誘いを断ってプロ入り。「同じ3年間でも将来のための時間にしたかった」と説明した。複数の部屋を見学した中で、師匠の武蔵川親方(元横綱武蔵丸)や兄弟子の優しさに引かれて、武蔵川部屋に入門した。

 夏場所8日目の15日に行われた新序出世披露では「バファロー」が描かれた化粧まわしを師匠に借り、土俵に上がった。武蔵川親方は「どこまでいくか分からないけど、まずはけがをしないように。体をしっかりつくれば長く取れる」と、じっくりと育てる方針だ。

 徳田の目標は、同郷の第46代横綱朝潮。島には偉大な先人の銅像が立っており、大器は「あんなふうな横綱になりたい。超えたい力士」と壮大な夢を語った。

このニュースの写真

  • 海に潜って伊勢エビわしづかみ、毎日2キロの牛の散歩…鹿児島・徳之島の野生児、15歳の徳田がデビュー

「産経WEST」のランキング