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山口組離脱の責任取らせ「指詰め」…監禁、傷害容疑で系列暴力団事務所を捜索 富山県警
富山県警は19日、指定暴力団山口組から離脱し、対立する指定暴力団神戸山口組に加わる動きを見せ、その後解散届を出した高田組組長を車で連れ回し、指を切断したとして、監禁と傷害の疑いで山口組系芳賀組事務所(富山市)を家宅捜索した。容疑が固まり次第、組長らを逮捕する方針。
県警によると、芳賀組組長ら数人は3月15日、高田組組長を車で連れ回し、離脱の責任を取らせて指を切断する重傷を負わせた疑いが持たれている。
高田組事務所には今年、火炎瓶の投げ込みや発砲が相次いだ。高田組は県警に5月までに解散届を出し、事務所は既に撤去されている。