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【スポーツなんでやねん】韓国競泳界のヒーローが土下座「究極の謝罪」通じず…ドーピング違反に五輪委裁定

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【スポーツなんでやねん】
韓国競泳界のヒーローが土下座「究極の謝罪」通じず…ドーピング違反に五輪委裁定

土下座で五輪出場を訴える朴泰桓選手=2日、韓国・仁川市役所(聯合=共同) 土下座で五輪出場を訴える朴泰桓選手=2日、韓国・仁川市役所(聯合=共同)

 かつて阿部サダヲさん主演の「謝罪の王様」という映画があった。架空の職業「謝罪師」を生業とする主人公がさまざまな謝罪テクニックを駆使し、難事件を解決していく姿を描いた日本のコメディー映画だ。2008年北京五輪競泳男子400メートル自由形金メダリストで「韓国競泳界の英雄」とも言われる朴泰桓(26)はきっと観ていなかっただろう。ドーピング違反で資格停止処分を受け、土下座をしてまで今夏のリオデジャネイロ五輪出場を訴えたが、認められなかったからだ。

厳しい「国内規定」に韓国世論、喧々諤々

 朴泰桓は15年1月、仁川アジア大会直前の14年9月に受けたドーピングテストで陽性反応の結果が出ていたことが判明。その後の調査で筋肉増強効果のあるテストステロンの成分を含む注射を受けていたことが分かった。これを受け、国際水泳連盟は15年3月、テストを受けた14年9月にさかのぼって1年6カ月の資格停止処分を科した。

 その処分は今年3月で解けたが、朴泰桓のリオ五輪出場には別の障害があった。韓国オリンピック委員会が処分解除から3年は韓国代表になれないとする国内規定を定めていたからだ。

 朴泰桓は処分解除後初レースとなった4月27日の国内大会で、400メートル自由形を3分44秒26の好タイムで制するなど4種目で優勝。五輪参加標準記録を上回って変わらぬ力を見せつけ、「リオ五輪出場を認めるべきだ」「韓国オリンピック委員会の国内規定は二重処罰にあたる」といった国内世論が盛り上がった。韓国紙の中央日報日本語版(電子版)によると、世論調査専門機関の調査で「出場に賛成する」との意見が70・9%を占めたという。

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