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コウノトリ「コウちゃん」婚活中、巣は作ったがお嫁さんは?…和歌山に飛来して4年、関係者やきもき

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コウノトリ「コウちゃん」婚活中、巣は作ったがお嫁さんは?…和歌山に飛来して4年、関係者やきもき

巣にいるコウちゃんとみられるコウノトリ。婚活はうまくいくか=和歌山市(関西電力提供) 巣にいるコウちゃんとみられるコウノトリ。婚活はうまくいくか=和歌山市(関西電力提供)

 4月中旬、巣の様子を視察しようと、県や市の職員らが集まった。あいにくコウちゃんの姿は見えず、職員らは関電職員の説明を聞きながら、電柱の上の大きな巣を見上げ、写真を撮ったり大きさを測ったりした。

 巣は小枝などで作られ、横の一片が約4メートル。同行した和歌山県立自然博物館の岩本二郎学芸員は、巣の下に落ちている枝などを見て「人間が刈ったものを拾ってきたようだ」と分析。「普通は田んぼの近くなどに巣を作るものだが。近くにエサも少ないだろうに」といい、「こんな都市部に巣を作るなんて、シティーボーイですね」と笑った。

 この日は敷地内の少し離れた場所に、もう一つ巣があることも分かった。最初の巣に比べると小さく、「作りかけてやめたのかもしれない」と岩本学芸員。

 豊岡市の「コウノトリの郷公園」によると、コウノトリは通常、カップルで巣作りを行うが、オス単体で作る例もあるという。

“失恋”から羽ばたけ

 実は、コウちゃんは視察の前日から、同園で姿が目撃されていた。ここにはメスもいることから、お嫁さん探しともみられたが、2週間ほどして和歌山市に戻ってきたコウちゃんに“彼女”を連れてきた様子はなかった。

 周辺住民らによると、25年から今年1月ごろまでは、和歌山でも何度かメスの姿が目撃されていた。メスは、京丹後市久美浜町生まれた「J0050」、通称「クミちゃん」。コウちゃんと同い年だ。

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