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他人の苦痛に興奮、自傷繰り返す…女子中学生刺した男、初公判で起訴内容認める

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他人の苦痛に興奮、自傷繰り返す…女子中学生刺した男、初公判で起訴内容認める

 兵庫県姫路市で昨年5月、女子中学生を刃物で刺したとして殺人未遂罪に問われた同県加古川市平岡町新在家、無職、勝田州彦(くにひこ)被告(37)の裁判員裁判の初公判が12日、神戸地裁姫路支部(木山暢郎裁判長)で開かれた。勝田被告は罪状認否で「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 起訴状によると、勝田被告は昨年5月11日午後4時55分ごろ、姫路市内の路上を歩いていた当時14歳の中学3年だった女子生徒の腹や胸などをナイフで数回刺し、殺害しようとしたとしている。女子生徒は1カ月の重傷を負った。

 検察側は冒頭陳述で、勝田被告は中学3年ごろから自分の腹を刺すなどの自傷行為を繰り返していた一方、他人の苦痛を見て興奮する性癖があったと指摘。

 犯行当日は、女の子の腹を刺す目的で約2時間、同市内を自転車で移動し、下校途中の女子生徒を見つけると、人通りの少ない路地に先回りして、少なくとも5回突き刺した、とした。

 弁護側も冒頭陳述を行い、起訴内容を争わない意向を示した上で、「被告の性癖は、過去に受けたいじめや家庭での厳しいしつけなどにより形成された。環境的要因が大きい」と述べ、量刑判断で考慮すべき事情があると訴えた。

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