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【衝撃事件の核心】テロ対策班、暴走老人に〝激怒〟? 「サワルナキケン」液体を置いた目的は場所取り…キレる若者上回るモラル崩壊

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【衝撃事件の核心】
テロ対策班、暴走老人に〝激怒〟? 「サワルナキケン」液体を置いた目的は場所取り…キレる若者上回るモラル崩壊

京都市立病院の敷地内で見つかった不審物の回収作業。京都府警のNBCテロ対策班が出動したが、不審物を置いたのはバイクの「場所取り」目的の70代男性だった=3月29日午前10時56分、京都市中京区 京都市立病院の敷地内で見つかった不審物の回収作業。京都府警のNBCテロ対策班が出動したが、不審物を置いたのはバイクの「場所取り」目的の70代男性だった=3月29日午前10時56分、京都市中京区

 京都市内の市立病院や京都駅で3月下旬、相次いで不審物が見つかり、生物・化学兵器などの不審物に対応する京都府警のNBCテロ対策班や消防が出動し、周囲が一時封鎖された騒動は記憶に新しい。不審物は危険物ではなく、市民も胸をなで下ろしたが、肝心の犯人は誰だったのか。2つの騒動のうち市立病院のケースでは、「サワルナキケン」と書かれた発泡スチロールの箱を置いたのは、京都府向日市の70代男性だったことが判明した。男性は「駐輪場にバイクを置くスペースを確保するためだった」と説明。危険物を装ったものを置くことで「場所取り」をしようとしていたのだ。高齢者による事件は各地で多発しているが、突拍子もない行動に出る〝暴走老人〟のモラル崩壊を示すケースといえそうだ。

「発砲スチロールを返してほしい」

 まず、騒動を振り返る。

 1回目の騒ぎが起きたのは3月29日午前8時20分ごろ。京都市中京区壬生東高田町の京都市立病院で、清掃作業をしていた女性が、駐輪場の地面上に発泡スチロールの箱(縦約30センチ、横約50センチ、高さ約30センチ)があるのを見つけた。箱にはふたがされ、カタカナで「サワルナキケン」と書かれた封筒が石を上に載せて置かれていた。

 不審に思った女性が箱のふたを開けると、中に無色透明・無臭の液体が入ったポリ袋があった。連絡を受けた病院の警備員は、近くの交番に「発泡スチロールに入った不審物がある」と伝えた。

 何らかのテロの可能性もある-。通報を受けた府警は警備部機動隊の派遣を決定。隊員十数人や警察官数十人らが現場に駆けつけ、市消防局からも消防車なども出動する事態に。病院に面した国道9号も封鎖された。

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