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獣害対策終わり? 滋賀県奨励の庁舎内鹿カレー販売店閉店 「特定企業に敷地貸せない」と判断 惜しむ声も

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獣害対策終わり? 滋賀県奨励の庁舎内鹿カレー販売店閉店 「特定企業に敷地貸せない」と判断 惜しむ声も

 滋賀県がシカ害対策の一環として奨励している鹿肉入りカレーを販売してきた県庁敷地内の出張店が10日、閉店した。カレーチェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」とフランチャイズ契約している「アドバンス」(同県長浜市)が経営していたが、特定企業に県有地を貸せないと県が判断した。

 最終日の10日、店の前では、客の行列ができた。県職員(51)は「もっと食べたかたのに」と閉店を惜しんだ。

 県がシカによる農作物の食害に悩む中、アドバンスは捕獲したシカの有効利用のために平成22年から県内の各店舗で鹿肉入りカレーの販売を開始。昨年2月からは県庁の玄関近くで1~2週間に1回出張販売し、1日平均100食を売り上げた。

 県はこれまで期間限定イベントとして認めていたが、公有財産に関する県の規則により、最終的に継続使用は認められないと判断した。

 アドバンスの川森慶子総務課長は「採算は取れていなかった。生き物の命を頂くありがたみを広める目的だったのに残念」と肩を落とした。

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