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【ハッタミミズを追って(1)】ぐんぐん伸びる日本最長のミミズ カエル調査で偶然発見…大塚泰介・琵琶湖博物館学芸員

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【ハッタミミズを追って(1)】
ぐんぐん伸びる日本最長のミミズ カエル調査で偶然発見…大塚泰介・琵琶湖博物館学芸員

体がぐんぐん伸びる「ハッタミミズ」を手に取る大塚泰介さん 体がぐんぐん伸びる「ハッタミミズ」を手に取る大塚泰介さん

 滋賀、石川、福井の3県のみで生息が確認され、長さ90センチ以上にもなる日本最長のミミズ「ハッタミミズ」。環境省のレッドリストにも指定されている準絶滅危惧種だ。国内最長の個体を見つけようと、昨年5~11月、「全国ハッタミミズダービー」が初めて行われた。仕掛け人は、滋賀県立琵琶湖博物館(同県草津市)の学芸員、大塚泰介さん(48)。ハッタミミズの調査を始めて5年。ぐんぐん伸びる姿が何ともくせになるハッタミミズの研究にかける思いに迫った。

 --ハッタミミズとの出合いは

 大塚 5年前、滋賀県甲賀市水口町松尾の田んぼにカエルの冬眠調査に行きました。1匹も出てこないカエルのかわりに、でかいミミズを掘り当てたことが始まりでした。

 --そこからなぜ研究対象に

 大塚 よく聞くと、掘り当てた場所でハッタミミズが出たという記録が今までになかった。えらいものを見つけたと。京大の教授と先輩にハッタミミズ研究の第一人者といわれる方が2人もいたことを突然思い出しました。一種の使命感を感じ、ハッタミミズの滋賀県内の分布を調べてやろうと考え、研究に入りました。

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