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爆買いは「お取り寄せ注文」に波及か…JR西の海外向け通販、今年度売上高目標は強気の2・5倍へ

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爆買いは「お取り寄せ注文」に波及か…JR西の海外向け通販、今年度売上高目標は強気の2・5倍へ

 JR西日本は、中国語などで運営している海外向けインターネット通信販売の売り上げ目標を大幅に引き上げる。中国人らによる「爆買い」需要が観光にとどまらず、国境を越えた「お取り寄せ注文」にも広がるとみているためだ。JR西とナビバード(大阪市)の通販サイト「ジャパンスクエア」では和菓子やカップ入りインスタント麺などが人気。さらに品ぞろえを充実させ、平成28年度売上高は前年度の2・5倍にあたる3億円を目指す方針だ。

 通販サイトは日本語のほか、英語と中国語、韓国語で運営し、日本製の商品を売り込んでいる。顧客注文の半分は中国からで、全体の7割がアジアで占めるという。

 現在、アジアでの「食品」部門の人気ランキングは、1位が京都の伝統和菓子「生八つ橋もち 抹茶」、6位にも抹茶プリンが入り、海外での抹茶ブームの健在ぶりを示した。ほかに上位10位内では、うどんやラーメンなどのカップ麺が6種類入った。工芸品などを扱う「クラフト」部門の上位10位内には、自然素材で作ったというせっけんが3種類ランクインした。

 通販サイトでは今後、国ごとに好まれる商品を詳細に分析して売れ筋商品を拡充。地方銀行と提携して、まだ知られていない中小企業のユニーク商品を発掘する。JR西創造本部の和田裕至課長は「輸出が難しい中小企業には海外マーケティングのひとつとして(出品を)提案している。大手サイトにはない商品を見付け、地方活性化にも役立てたい」と話す。

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