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【神戸・三宮暴走】「なぜか分からない…」沢井容疑者を送検 危険運転致傷容疑も視野に捜査

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【神戸・三宮暴走】
「なぜか分からない…」沢井容疑者を送検 危険運転致傷容疑も視野に捜査

モニュメントの台座にぶつかって停止した車。付近の道路にブレーキ痕は残されていない=3日午前11時52分、神戸市中央区(本社ヘリから、柿平博文撮影) モニュメントの台座にぶつかって停止した車。付近の道路にブレーキ痕は残されていない=3日午前11時52分、神戸市中央区(本社ヘリから、柿平博文撮影)

 神戸市中央区のJR三ノ宮駅前で乗用車が暴走し、歩行者5人が重軽傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で現行犯逮捕された沢井国一容疑者(63)が、車のボンネットに2人を乗せたまま約30メートル暴走していたことが5日、兵庫県警への取材で分かった。現場の道路にブレーキをかけた形跡もなく、走行状況に不自然な点が多いことから、県警は危険運転致傷容疑の適用も視野に調べを進める。

 県警は同日、沢井容疑者を神戸地検に送検するとともに、容疑者宅を家宅捜索。沢井容疑者には持病があるとみられることから、運転中に突然体調が変化し、正常な運転ができなくなった可能性もあるとみて捜査している。

 県警によると、沢井容疑者が運転する車は3日午前11時すぎ、同駅前のロータリーを走行中、右カーブを膨らむように約20センチの段差がある歩道に乗り上げ、歩道上にいた5人をはねた。

 そのうち大阪府八尾市の中学3年の女子生徒(14)と母親(44)をボンネットに乗せたまま県道に進入。約30メートル先の県道の中央付近で2人を振り落とし、さらに約15メートル進んで県道脇のモニュメントの台座にぶつかって停止した。

 この間、道路にはブレーキ痕がなく、車は停止するまで速度を落としていなかったとみられる。沢井容疑者は「モニュメントにぶつかったのは覚えているが、はねた覚えがない。なぜ事故が起きたか分からない」と供述。事故直前に変調をきたした可能性があり、県警は、これまでに同様の兆候を自覚していなかったかどうかなども調べる。

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