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【おおさか新発見】「自然の宝庫」に囲まれたセレッソ大阪のホームグラウンド「ヤンマースタジアム長居」

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【おおさか新発見】
「自然の宝庫」に囲まれたセレッソ大阪のホームグラウンド「ヤンマースタジアム長居」

長居植物園で開かれた野鳥観察イベント=大阪市東住吉区 長居植物園で開かれた野鳥観察イベント=大阪市東住吉区

 世界陸上競技選手権大会や大阪国際女子マラソン、サッカーのワールドカップ(W杯)の舞台としても有名な長居陸上競技場(ヤンマースタジアム長居)。隣には長居球技場(キンチョウスタジアム)やプールもあり、スポーツ観戦やコンサートで訪れた人も多いのでは。

 スポーツ施設が集まる西エリアに対して、緑豊かな東エリアには自然を満喫できる施設が集積。約65ヘクタールもの広さを誇る長居公園の3分の1を占めるのが長居植物園だ。園内には約1200種6万本の植物が生息。四季折々に訪れた人の目を楽しませてくれる。

 4月某日、植物園内の野鳥を観察できるイベントがあると聞き、参加した。地下鉄御堂筋線長居駅から集合場所の大阪市立自然史博物館までは徒歩約10分。晴天に恵まれたこの日は小学生から中高年まで老若男女約50人が集まった。

 ガイド役は自然史博物館の主任学芸員、和田岳さん。筆者のような初心者のために、出発前には渡り鳥の種類や観察のコツをアドバイスしてくれる。「この時期、大阪を通過するのはほとんどが小鳥。樹の上や藪の下をボォーっと眺めながら鳥が動く瞬間を見逃さないことが基本」と話す。

 園内を歩くとあちこちから鳥のさえずりが聞こえてくる。クロジにエゾムシクイ、ツグミ、ウグイスなど。姿を見つけるのは結構難しいが、美しい声には自然と心が癒やされる。双眼鏡で初めて鳥を捉えたのは、広い雑木林の中だった。おなかが黄色いキビタキや繁殖したばかりのエナガの群れを発見。わずか数秒の体験でも、ちょっとした感動を味わえた。

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