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【熊本地震】阿蘇大橋周辺、急ぎ対応を 土木学会が洪水の危険指摘

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【熊本地震】
阿蘇大橋周辺、急ぎ対応を 土木学会が洪水の危険指摘

 熊本地震の影響を調べた土木学会の調査団は30日、熊本市で記者会見し、南阿蘇村の阿蘇大橋近くで発生した土砂崩れ現場の状況などについて説明した。調査団は付近を流れて熊本市中心部につながる「白川」の流域で洪水の危険性が高まる恐れがあるとして「緊急対応が必要」との見解を示した。

 調査団は今後、土砂の早期撤去や監視態勢の強化を国に提言する。

 調査団によると、すぐに熊本市の中心市街地で被害が生じるわけではないが、崩落した阿蘇大橋付近の白川支流の流域では大量の土砂でダムのような状態になっており、梅雨で大雨が降れば、決壊して土砂が一気に流れ出す危険があるという。

 団長を務める土木学会の広瀬典昭会長(水工学)は「非常時の避難態勢の確保が必要だ」と警鐘を鳴らした。

 崩落した阿蘇大橋について、調査団の家田仁政策研究大学院大教授(交通・国土政策)は「災害が繰り返される恐れがある」として、元の場所での復旧に否定的な考えを示した。

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