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【水泳】「チョコもケーキもやめた」引退覚悟でつかんだ五輪切符…近大出身の山口美咲

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【水泳】
「チョコもケーキもやめた」引退覚悟でつかんだ五輪切符…近大出身の山口美咲

日本選手権女子100メートル自由形決勝でリオ五輪代表を決め、松本(左)に祝福される山口 日本選手権女子100メートル自由形決勝でリオ五輪代表を決め、松本(左)に祝福される山口

 引退覚悟でつかんだ五輪切符だった。競泳の日本選手権の女子100メートル自由形で4位に入り、400メートルリレーのメンバーでリオデジャネイロ五輪代表に選ばれた26歳の山口美咲(イトマン)。5位とはわずか0秒06差。レース後は仲間と抱き合って喜び、「周りに支えられながら続けてきて良かった」と涙した。

 近大1年時に2008年北京五輪に出場したが、4年後のロンドン五輪は出場を逃し、「引退を考えた時期はたくさんあった」と振り返る。ただ、リオ五輪を集大成と位置づけ、「自分に合っていると思う練習はすべてやってきた」。

 昨年秋から泳法の改善に取り組んだほか、毎日寝る前に腹筋もこなした。「チョコレートやケーキもやめた」。覚悟を持って、2大会ぶりの切符を手にした。

 長崎県諫早市出身で地元の中学を卒業後、大阪のイトマンスイミングスクールに入リ、近大付高、近大では男子背泳ぎの入江陵介と同級生だ。ともに初出場した北京五輪には女子800メートルリレーで出場。リレーは日本代表の責任も大きく、緊張も大きかったが、「(イトマンのコーチから)大運動会のつもりで泳げばいいと教えてもらって楽しめた」と振り返る。

 リオ五輪での目標はリレーで4人の力を合わせて日本新記録を出すこと。「もうちょっとだけど、水泳を続けられて良かった。仲間ともう一回、夏を過ごしたい」。自身2回目の五輪も思う存分、楽しむつもりだ。(丸山和郎)

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